大阪府大東市は、旅行代理店大手の近畿日本ツーリスト(東京都千代田区)と連携し、民間ホテルに宿泊し、産後ケアのサービスを受ける女性に補助金を交付する事業を始めた。
産後ケアは、母親が育児で精神的に不安定になることなどを防ぐために最近注目されている。東坂浩一市長が「産後のママが楽しく子育てに取り組めるよう、市としてサポートしたい」として1日から肝いりで実施。育児不安など、産後特有の心身の変化を踏まえたケアを受ける女性を金額面でサポートする。
市によると、自治体が産後ケアを受ける女性を助成するケースはあるが、民間ホテルを使って宿泊を伴うサービスに補助金を出すのは全国で初めての試みという。
サービスは、近畿日本ツーリストが1日から同市龍間の「ホテル阪奈」で始めた産後ケアプラン「ホテル阪奈プラン」。民間ホテルならではの「リラックス効果」を十分に活用し、産後の女性にゆったりとした時間と空間を提供する。
実際に市が金額助成を行うのは、このプランを利用する産後すぐの女性の料金。申し込み時点で大東市に住民票がある産後3〜12カ月の子供を育児中の母親が対象。6万8千円のプラン利用料金のうち、4割超の3万円を市が負担する。ただし1年に1回限り。
プランは1泊2日で、初日に助産師の説明を受けた後、利用者それぞれに合わせた個別のケアプランを作成。2日間にわたり産後ケアを実施する。またケア以外には、初日の夕食は、ホテル内のレストランで、産後ママに必要な栄養素とされる鉄分やカルシウムなどを考慮した産後専用のイタリアンディナーが用意される。
問い合わせは同市福祉・子ども部((電)072・870・9655)。
引用元:
全国初、宿泊して産後ケアを 育児不安を払拭 大阪・大東市が補助(産経WEST)