妊娠すると、非妊娠時よりもおりものの量が増えます。ホルモンの分泌量が多くなることで、おりものの量も増えるという仕組みです。

おりもの対策としておりものシートを使用する人も多いでしょうが、妊娠中は、ちょっと注意が必要です。今回は、妊娠中におりものシートを使う際、気をつけておきたいことについてお話ししていきます。

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■妊娠中、おりものシートを使用している人は多い
妊娠するまでは使用していなかったけれど、妊娠を機におりものシートを使うようになった、というプレママは多くいます。

おりものシートは。下着におりものが付着して不快になるのを防いでくれる、とても便利なアイテム。下着を汚さずおりものを吸収してくれるので、使用すると快適さがずいぶん変わるはずです。

■おりものシートはこまめに変えることが大事
便利なおりものシートですが、「雑菌の繁殖が心配」という声もあり、おりものシートを使わない派の人もいるようです。たしかに、吸収力に優れているため通気性が悪く、下着だけの時と比べると、どうしても蒸れてしまうでしょう。

おりものシートを着用して、その上からストッキングやタイツ、ボトムスなどを重ねると、より通気性は悪化してしまいます。


また、おりものの質によっては、ニオイが気になることも。「こまめに取り換えないと嫌なニオイがして、周りに不快感を与えてしまいそうだった」という先輩ママもいます。

膣周辺はとてもデリケートな部位。雑菌の繁殖だけは避けておきたいので、おりものの量が増える妊娠中は、いつも以上にこまめにシートを取り替えて、常に清潔を心がけておきましょう。

■自宅なら布ライナーにするのも◎
通気性のことが気になるなら、布ライナーがおすすめです。布ナプキンのおりものシート版とも言える布ライナーは、通気性に優れているので、雑菌の繁殖も比較的抑えられます。

オーガニックコットンのものなら、デリケートな部分にあてても気になりませんよね。かわいハンカチのような、見た目のステキな布ライナーはたくさんあるので、お気に入りのライナーを使うと、気分が上がるかもしれません。

外出先ではおりものシート、自宅では布ライナーと、使い分けをするのもよいですね。

ただし、いくら通気性がよいとはいえ、布ライナーやおりものシートをずっと肌に付けておくと、どうしても肌はストレスを感じてしまいます。量が少ない時は使用せずにちょっと肌を休めてあげたり、時にはこまめに下着を替えるようにしたりして、臨機応変に対応することも大切。

妊娠中の不快感を少しでも軽減できるように、うまくおりものシートや布ライナーを取り入れていきましょう。


引用元:
おりものの量が急増! 妊娠中におりものシートを使用する際の注意点(excite)