生後6カ月を過ぎた頃から離乳食を始めるママが多いですが、赤ちゃんは消化機能が未熟なため吐き戻してしまうこともあるようです。卵を食べて吐いてしまったので卵アレルギーなのではないかという心配に、看護師さんたちの回答とは。
■卵アレルギーについての相談:「卵を食べて吐いたが、ただの食べすぎ?アレルギー?」
『離乳食を始めたばかりの7カ月の娘。ゆで卵半分程を食べさせた後散歩に出ると、急に吐いてしまいました。先週食べさせた時も少し吐きましたが、その時は卵を食べてから少し時間が経っており、授乳後に吐いたので食べすぎかなと思っていたのですが、卵アレルギーでしょうか。(30代・女性)』
■卵・大豆・小麦は代表的なアレルゲン
吐いただけではアレルギーと断定はできませんが、卵・大豆・小麦は代表的なアレルゲンとされています。初めて与える際はごく少量から始め、嘔吐の他に皮膚の痒みや赤みなどの症状が現れないかよく観察をしましょう。
『子供は消化機能が未熟で消化酵素も充分に機能しないため、食べ物を異物と捉えアレルギーを起こすことがよくあります。特に大豆・小麦・卵は子供の3大アレルゲンと言われているため最初は少量から与え、全身の皮膚状態などをよくみてください。卵の場合は卵白でアレルギーを起こす子供が多いので、黄身だけを与えたり完全に火を通してから与えましょう。(産科看護師)』
『吐いた後に皮膚の痒みや蕁麻疹はなかったでしょうか?アレルギーの症状は口周辺の赤み・喉のイガイガ感・身体の痒みや蕁麻疹などもあり、嘔吐だけではアレルギーと判断するのは困難です。(産科看護師)』
『卵アレルギーの可能性もありますし、ただの食べ過ぎの可能性もあります。初めてでゆで卵半分は量が多すぎますし、ゆで卵はお腹の中で膨れるのでそれで吐いたのかもしれません。何を与えるにもまずは少量から始め、様子を見た方がよいでしょう。(内科看護師)』
■アレルギー検査でアレルゲンを特定
食べてから時間が経ってアレルギー症状が出た場合、原因物質が何かわかりにくいですが、病院で検査を受ければアレルゲンの特定は可能です。ただし、アレルゲンに対する抗体があっても症状が出ないこともありますし、またその逆もあるようです。
『食物アレルギーは食べてすぐに症状が出る速効型と、半日〜1日ほど経ってから症状が出る遅延性のものがあります。遅延性だとアレルゲンの特定が困難ですが、小児科で検査を受けると卵以外のアレルギーについても特定できます。また、ごく稀に母乳を通してお子さんがアレルギーを起こすこともあり、検査結果次第ではママの食事も制限される場合があります。(産科看護師)』
『アレルギーがあっても成長と共に改善される子供もいれば、抗体を持っていなくてもアレルギーを起こしたり、逆に抗体があってもアレルギーの症状が出ない子供もいます。(産科看護師)』
『アレルギーの場合最初は吐くだけでも、その後幾度も食べると症状が悪化して、呼吸困難など命に関わる大変な事態になることもあります。卵アレルギーだと接種できない予防接種もあるので、早めにアレルギー検査は受けておいた方がよいかもしれません。(内科看護師)』
特に注意が必要な3大アレルゲンについては、少量ずつ与えるようにして様子をみましょう。怪しいと思ったら、小児科を受診してアレルギー検査を受けてみるとよいですね。
<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>
引用元:
7カ月の乳児。卵を食べて吐いたけどアレルギー? (マイナビニュース)