細谷亮太さん


畠中雅子さん
畠中雅子さん


汐見稔幸さん
汐見稔幸さん

スタートしたばかりの「子育て相談室」。2回目は、取材班の記者からおたずねします。

 小学生の娘が、おなかが痛い、頭が痛い、足が痛いとしょっちゅう訴えてきます。そのたびに病院へ連れて行きますが、大したことはないと言われて帰ってきます。何度も言うので、つい邪険にしてしまうこともあります。何らかの心理的な要因があると思うのですが、なぜこうした訴えをしてくるのでしょうか。どう対応すれば落ち着きますか。

■1日1回、抱きしめてあげて 答える人・細谷亮太さん

 かまってもらいたい人が、「かまってもらえない」と思っている一つの表れなんでしょうね。

 でも、これには個人差があって、同じようにしていて「もっとかまってほしい」という人と、「十分かまってもらっている」と思う人がいますから、接し方の問題というわけじゃないんです。

 子どもがそう言ってきたら、1日1回は抱きしめてあげる、「大事なんだよ」と声をかけてあげる。そんな風にやさしくしてあげれば、少しずつ落ち着いてくるのではないでしょうか。

 痛みが続く、熱が出る、足元がふらつくといったサインがあれば病院へ行った方がいい。でも、おいしいモノを食べれば忘れてしまうようなら、それは病気じゃないですよね。「食う・寝る・遊ぶ」がちゃんとできていれば、そんなに気にすることはありません。

 ただ、大人は「この症状はトイレに行けばおさまる」とか、自分で対処法がわかりますが、子どもにとっては、その痛みは初めての経験かもしれません。まっさらな感覚で体に何か起きれば、びっくりしますよね。

 「頭が痛い」「おなかが痛い」を繰り返して、自分の体の感覚をつかんでいく。これは大人として自立するためにも、重要なことだと思います。子どもの訴えも、そういう目で見守ってあげればいいのではないでしょうか。(聖路加国際病院顧問)

     ◇

■質問お寄せください/「孫育て」のお悩みも

 子育て相談室への質問を募集しています。「孫育て」をしている祖父母の方からも大歓迎です。小児科医で聖路加国際病院顧問の細谷亮太さん、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん、白梅学園大学長の汐見稔幸さんがお答えします。

 「テレビに子守をさせてもいいの?」「子どもの持ち物が何度もなくなって……」「小4の娘が父親に急によそよそしくなった」など身近なご相談を、連絡先を添えてseikatsu@asahi.comへ。ファクスは03・5540・7354、手紙・はがきは〒104・8011朝日新聞文化くらし報道部「子育て相談室」係へ。お待ちしています。





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スタートしたばかりの「子育て相談室」。2回目は、取材班の記者からおたずねします。

 小学生の娘が、おなかが痛い、頭が痛い、足が痛いとしょっちゅう訴えてきます。そのたびに病院へ連れて行きますが、大したことはないと言われて帰ってきます。何度も言うので、つい邪険にしてしまうこともあります。何らかの心理的な要因があると思うのですが、なぜこうした訴えをしてくるのでしょうか。どう対応すれば落ち着きますか。

■1日1回、抱きしめてあげて 答える人・細谷亮太さん

 かまってもらいたい人が、「かまってもらえない」と思っている一つの表れなんでしょうね。

 でも、これには個人差があって、同じようにしていて「もっとかまってほしい」という人と、「十分かまってもらっている」と思う人がいますから、接し方の問題というわけじゃないんです。

 子どもがそう言ってきたら、1日1回は抱きしめてあげる、「大事なんだよ」と声をかけてあげる。そんな風にやさしくしてあげれば、少しずつ落ち着いてくるのではないでしょうか。

 痛みが続く、熱が出る、足元がふらつくといったサインがあれば病院へ行った方がいい。でも、おいしいモノを食べれば忘れてしまうようなら、それは病気じゃないですよね。「食う・寝る・遊ぶ」がちゃんとできていれば、そんなに気にすることはありません。

 ただ、大人は「この症状はトイレに行けばおさまる」とか、自分で対処法がわかりますが、子どもにとっては、その痛みは初めての経験かもしれません。まっさらな感覚で体に何か起きれば、びっくりしますよね。

 「頭が痛い」「おなかが痛い」を繰り返して、自分の体の感覚をつかんでいく。これは大人として自立するためにも、重要なことだと思います。子どもの訴えも、そういう目で見守ってあげればいいのではないでしょうか。(聖路加国際病院顧問)

     ◇

■質問お寄せください/「孫育て」のお悩みも

 子育て相談室への質問を募集しています。「孫育て」をしている祖父母の方からも大歓迎です。小児科医で聖路加国際病院顧問の細谷亮太さん、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん、白梅学園大学長の汐見稔幸さんがお答えします。

 「テレビに子守をさせてもいいの?」「子どもの持ち物が何度もなくなって……」「小4の娘が父親に急によそよそしくなった」など身近なご相談を、連絡先を添えてseikatsu@asahi.comへ。ファクスは03・5540・7354、手紙・はがきは〒104・8011朝日新聞文化くらし報道部「子育て相談室」係へ。お待ちしています。





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引用元:
(子育て相談室)しょっちゅう「痛み」を訴えます