【4月10日 AFP】わずか820グラムという超未熟児として誕生したポーランドの赤ちゃんが、人工透析装置で命を救われた世界最年少の患者となった。担当医たちが明らかにした。 

 カミル(Kamil)くんは間もなく生後5か月になる。健康そうに見えるが、幸運のおかげで生き延びることができた。カミルくんは15週早く、超未熟児として誕生した。そのため臓器の機能が成熟しておらず危険な状態だった。 ポーランド西部レグニツァ(Legnica)の病院の担当医たちは彼の命を救うことを決意し、カミルくんに人工透析装置を取り付けた。この装置は患者から送り出される血液の不純物を取り除き、きれいな血液を戻す。これまで体重3キロの赤ちゃんに取り付けられた症例があったが、カミルくんの体重はそれを下回っていた。

 欧米の基準からすると、ポーランド政府の医療支出は少なく、すべての病院に人工透析装置があるわけではない。カミルくんは同国で最も知名度のある毎年放送される24時間テレビのおかげで、人工透析装置を取り付けることができた。この24時間テレビは23年にわたり1億6000万ドル以上の寄付を集めている。

 カミルくんは5か月近く入院していたが、ようやく退院となった。映像は母親に抱かれる生後5か月のカミルくん(3月26日撮影)、人工透析装置を取り付けられるカミルくん(撮影日不明)。(c)AFPBB News

引用元:
人工透析装置で820グラムの超未熟児を救命 ポーランド(AFPBB News)