赤ちゃんが欲しくてもなかなかできず、不妊症では?と悩む人は少なくないようです。結婚後すぐに妊活を開始し1年が経過した相談者の方は、病院にいくべきかどうか悩んでいるのですが、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。
■不妊治療についての相談:「1年経っても妊娠しないが病院を受診するのはまだ早い?」
『現在32才で、結婚してすぐに妊活を始めましたが1年経っても妊娠せず、年齢のこともあり少し焦っています。病院に行った方がよいかと主人に相談すると、まだ1年だしそんなに焦ることはないと反対されてしまい、どのタイミングで病院に行くべきか悩んでいます。また、病院に行くとしたら生理周期の何日目あたりで行くのがベストなのか、不妊症の検査の初診はどのようなことをするのかについても教えてください。(30代・女性)』
■1年経っても妊娠しない場合は不妊治療の対象に
通常の夫婦生活を送り、1年経っても妊娠しなければ不妊治療の対象となります。受診の日程は特に気にしなくてもよいですが、できれば生理中は避けた方がよいでしょう。
『結婚して避妊していないにも関わらず1年以上妊娠しない場合は、不妊治療の対象になります。不妊の原因は女性側だけでなく男性側である場合もあるため、ご主人も一緒に受診されるとよいでしょう。特に受診する日に指定はないですが、検査がしにくい生理中は避けた方がよさそうです。(婦人科看護師)』
『避妊せず通常の夫婦生活を送り、1〜2年経っても妊娠しない場合は不妊症の可能性があると言われており、不妊症を専門に扱う病院を受診することが妊娠への近道となります。受診する周期やタイミングは病院によって違うので、まずは電話で確認をとるとよいでしょう。(内科看護師)』
■まずは内診や超音波で一般的な検査を
不妊症の初診は、内診や超音波で子宮の状態を調べたり、生理周期の確認や血液検査があるようです。また病院を受診の際は、基礎体温表を持参すると診察がスムーズです。
『まずは、一般的な検査と同じように子宮の状態を内診や超音波で診察し、基礎体温表から排卵の有無や生理周期の確認、血液からホルモンの検査をします。無排卵や卵管に異常があれば卵管造影という検査をしますが、検査前の処置もあるので初診ではしないでしょう。奥様に異常がなければご主人の精子も検査しますが、最初から持っていく必要はないですし、いずれにしても1度の受診では判断は難しいため何度か通院することになると思います。(婦人科看護師)』
『初診の検査は病院によって異なりますが、超音波検査・子宮膣部細胞診・頸部クラミジア抗原検査・抗精子抗体検査・一般血液検査などが行われます。(内科看護師)』
『最初に受診をするときには基礎体温表を持参すると検査がスムーズです。基礎体温は専用の口で測る体温計で、予想式より実測式の方がよいです。毎日決まった時間に測るのが理想ですが、4時間以上の睡眠がとれていれば多少ずれても問題ありません。また1回や2回測り忘れても大丈夫ですから最低でも3カ月以上は測定を続けてください。目覚めて安静の状態で測る必要があるので、枕元に体温計を置いておき目が覚めたら動かないようにすぐ測定しましょう。(婦人科看護師)』
妊活をはじめて1年であれば、病院を受診するタイミングとして早いということはないようです。場合によってはご主人にも協力してもらう必要があるので、一度ご夫婦で話し合われるとよいでしょう。
<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>
引用元:
不妊治療。病院受診のタイミングは? (マイナビニュース)