厚生労働省は、子どもの食事、栄養状態と、保護者の収入や家庭環境との関連性について初の全国調査を2015年度に実施する。18歳未満の6人に1人が貧困状態にあるとされ、「子どもの貧困」が社会問題になる中、不十分な食生活を送っている子どもたちの家庭の社会的、経済的傾向を分析し、今後の支援策に役立てる考えだ。

 調査は、10年ぶりとなる乳幼児栄養調査の一環として行われる。近年増加し、給食中の事故も起きている食物アレルギーについても、症状や食事制限の有無、医師への受診状況などを、初めて調査項目に加える。


引用元:
子どもの食と貧困を初調査へ 厚労省、家庭環境など分析(北海道新聞)