月経時の出血量が異常に多い「過多月経」。女性の4割超に症状がみられるのに、婦人科を受診した人はわずか15%程度にとどまることがバイエル薬品 (大阪市)の意識調査で分かった。
背景には月経に対する誤った認識や、自分は大丈夫という思い込み、婦人科受診への抵抗感などがあるとみられる。
18〜45歳の月経のある女性4413人を対象に1次調査、このうち過多月経の症状があり、なおかつ同意が得られた515人に2次調査を実施した。いずれもインターネットを通じて質問した。 1次調査では@昼でも夜用ナプキンを使う日が3日以上あるA普通のナプキン1枚では1時間もたないB経血にレバー状の大きな塊が混じることがある―といった過多月経症状の有無を尋ねた。すると、三つともある重度の人が3・2%、二つ(中度)が9・1%、一つ(軽度)が29・4%おり、計41・7%の人に何らかの症状があった。
ところが2次調査で、症状のある人が自身の経血量をどうみているか調べると「他人と比較できないので多いかどうか分からない」との回答が73・2%に上り、多くの女性が過多月経を自覚する判断基準を持ち合わせていないことが判明した。
さらに経血量が多いことを婦人科で相談したことがあるかどうか尋ねると、現在治療中の人も含め相談経験がある人は15・5%にとどまった。婦人科を受診しない理由では「病院へ行くほどひどくないと思う」「経血量が多いぐらいで行くべきでない」「恥ずかしい」などが上位を占めた。
過多月経は重い貧血や倦怠感、動悸、息切れなどを引き起こし、子宮筋腫などの病気が隠れている場合がある。
引用元:
症状あっても受診15%過多月経に甘い認識(47NEWS)