大学進学率の上昇と就職難による晩婚化が原因
「25−29歳の産婦は10人なのに、35−39歳の産婦は12人もいるね」


 先週、チャ病院(ソウル・江南)産婦人科を訪れた産婦の家族らは、分娩室の使用状況を記した掲示板を見て驚いた表情を浮かべた。産婦34人のうち最年少は25歳で、44歳の産婦もいた。平均年齢は33.1歳だった。


 34歳の娘が出産するという来院者(58)は「私たちのころは23歳にはほとんどが第1子を出産していたが、今は23歳で出産する人はほとんどいない。大学を卒業して32歳ごろ結婚し、30代半ばで一人しか子どもを産まないため、少子化は当然だ」と言って舌打ちした。


■20代の出産比率、30年で88%から29%に急落

 経済協力開発機構(OECD)の家族データによると、第1子出生時の母親の平均年齢は2011年基準で韓国は30.3歳と、イタリアと並び最も高かった。


 次いで日本(30.1歳)、英国・ドイツ(共に30.0歳)、スペイン(29.7歳)、スイス(29.6歳)、ルクセンブルク(29.3歳)などと続いた。韓国統計庁によると、OECDの統計では韓国は08年データが反映され29.1歳となっているが、同庁の11年統計を反映すると30.3歳でイタリアと並び最も高くなるという。ソウル大のチョ・ヨンテ教授は「韓国人女性の大学進学率が上昇し、不況で就職が難しくなったことから晩婚化が進み、第1子の出産も遅くなっている」と説明した。


 韓国人女性の出産年齢を約30年前の1983年と比較すると、35歳以上の出産比率は2.8%から20.2%に急上昇した一方、20代の出産比率は88.0%から29.3%に急落した。30−34歳の出産比率は9.4%から50.5%に上昇した。


■平均初産年齢、16年で3.8歳上昇


 韓国はここ数年、女性の平均初産年齢が急上昇している。11年に初めて30歳を超え、12年が30.5歳、13年が30.7歳、14年が31.0歳と、毎年平均0.2歳ずつ上がっている。初産年齢の上昇スピードは、欧州諸国に比べはるかに速い。1995年から2011年の16年間で、韓国は26.5歳から30.3歳に3.8歳上昇した一方、同期間に日本は2.6歳、スイスとイタリアは2.3歳、ルクセンブルクは2.1歳、英国は1.8歳、デンマークは1.7歳、米国は1.1歳、ドイツは1.0歳の上昇にとどまった。


 少子化が進む日本と比べると、1995年には日本の平均初産年齢(27.5歳)が韓国(26.5歳)よりも1歳高かったが、2013年には逆に韓国(30.7歳)が日本(30.4歳)よりも0.3歳高くなった。専門家らは、10年の統計によると25−29歳女性の四年制大卒者の割合は韓国が41.4%で日本(30.8%)をはるかに上回ったとし、このため韓国は日本より晩婚の傾向にあり、平均出産年齢も高くなっていると説明する。


 保健社会研究院のチョ・ナムフン客員研究員は「20代の出産が減り、35歳以上の出産が増えるのは世界的な傾向で、教育期間の延長と関係が深い」と指摘し、女性が仕事を見つけやすいよう教育・育児制度を早急に見直すべきだと助言した。



引用元:
韓国人の初産、平均年齢が16年間で3.8歳上昇(朝鮮日報‎ )