10代で出産した母親の支援について考えるシンポジウムが都内で開かれ、母親が孤立しないよう社会で支援していくことが必要だといった意見が相次ぎました。

東京・文京区で開かれたシンポジウムには、当事者や研究者などが出席しました。
この中で、15歳で出産し、現在は小学1年生と1歳の2人の娘を育てている横田香維さん(23)が講演し、「進学など多くのことを諦めましたが、後悔はしていません。若くして出産したことは威張れることではありませんが、若いママが集まれる場を作ることや、自立に向け資格を取るための支援などを広げてほしい」と訴えました。
このほか、シンポジウムでは東洋大学などの研究グループが、関東地方の10代で出産した母親およそ100人を対象に行った調査結果が報告され、出産後に子どもの父親と同居していた母親は54%にとどまったほか、出産後に住居を3か所以上移り、落ち着いた環境で子育てをしていないとうかがえる人も30%以上いました。
また、母親自身も1人親家庭で育ったという人も42%いて、実家の協力を得るのが難しい環境にあることも分かりました。
10代での出産は出生数全体の1%余りですが、地域から孤立し、虐待などのリスクが高いという指摘もあります。
研究グループの東洋大学の森田明美教授は、「後めたさを感じながらも産む決断をした母親たちが孤立しないよう、社会で支援していくことが必要だ」と話しています。

引用元:
「10代のママ」孤立防止の支援を