保育士や幼稚園教諭らのストレスを軽減し、就学前の保育の質を高めようと、草津市は新年度から、心理学や社会福祉の専門家が市立の保育所や幼稚園を訪問する「就学前教育サポート事業」を始める。市によると、県内で初の取り組み。

 サポート事業は市と京都橘大学(京都市)が協力して取り組む。市は国の交付金を財源に充て、約100万円の予算案を市議会に提案している。

 臨床心理学を専門にする同大の教員や社会福祉の専門家らが「保育カウンセラー」として、計16カ所の市立幼稚園・保育所から要請を受けて訪問。保育士や幼稚園教諭から子どもの現状や悩みなどを聴いて、子どもへの指導法や保護者との接し方などを助言し、一緒に改善策を考える。私立を含めた市内の保育士を対象に、子どもとの遊び方などの保育技術や保護者とのコミュニケーションの方法などを学ぶ研修も実施する。


引用元:
滋賀)保育所・幼稚園に心の専門家 草津、専門家が訪問(朝日新聞)