体外受精させた受精卵のすべての染色体を調べ、異常がないものを子宮に戻す「着床前スクリーニング」について、日本産科婦人科学会(日産婦)は2月28日、臨床研究として実施することを正式に決めた。体外受精を実施する6〜10施設と検査施設を指定し、「できるだけ早く開始したい」としている。

 学会の理事会が、具体的な実施方法を含めた臨床研究案を承認した。

 臨床研究は、子どもを得る確率を高める効果が、この検査にあるのか確かめることが目的。染色体の異常は流産の原因になることが多い。すべての染色体を見て本数が通常と異なっていないか調べ、異常が見つかった受精卵は子宮に戻さない。ただ、生まれてくる可能性があるダウン症やクラインフェルター症候群などを起こす異常も含まれる。


引用元:
体外受精卵の着床前スクリーニング、実施を決定(朝日新聞)