心身ともに不安定になりがちな妊娠期。今回はうつと診断されたプレママからの相談です。専門家からはどのようなアドバイスが寄せられたでしょうか?
プレママからの相談:「うつで何もできずに参っています」
『最近、落ち込むことが増えました。妊娠のせいだと思っていましたが、朝起きられなかったり、気力が全く湧かなかったり、悲しいわけでもないのに泣いてしまったり……おかしいと思い、病院に行くと「うつ」との診断。抗うつ薬を飲むか聞かれましたが、今は赤ちゃんのために我慢しています。自分のために飲むか赤ちゃんのために飲まないか悩みます。薬の影響はでませんか?(20代・女性)』
”うつ”になりやすい妊娠期。薬だけでなく、行動療法や心理療法で治療も。
妊娠期や出産後はホルモンバランスの影響でうつになりやすい時期。ガマンしないのが一番との意見が寄せられました。
『女性はうつになりやすく、特に妊娠、出産後はホルモンバランスの変化で些細なことでイライラしたり、わけもなく涙がでたり、自分の感情がコントロールできなくなります。落ち込んだり、自分を責めたり、おかしいと思う必要はありません。(産科・婦人科看護師)』
『妊娠中や産後うつ病は意外と多いので心配する必要はありません。抗うつ薬などで治療しますが、妊娠中や授乳中に薬に不安を感じるようなら、妊娠中に内服しても問題のない薬を病院から処方してもらいましょう。服用した方が楽になると思います。(一般内科看護師)』
『我慢はますます気分を落ち込ませます。薬で和らげることも必要です。何があっても人と比べたり、自分を責めないようにしてください。(産科・婦人科看護師)』
『薬以外にも行動療法や心理療法も妊娠中のうつ状態には効果があるといわれます。薬に抵抗があるなら、こちらから試してみてください。(一般内科看護師)』
無理しないのが一番。家族に協力してもらい、リラックスを心がけて。
何もできないとつい自分を責めてしまいますが、無理すれば赤ちゃんにも悪影響。家族に協力してもらい、つらい時期を乗り切りましょう。
『気分が落ち込んでいる時に頑張る必要はありません。今の自分にできることを一つ一つやっていくようにしてください。(産科・婦人科看護師)』
『うつ状態であれもこれもやろうと無理すると心身ともに疲れます。明日できることは明日する。今日は洗濯をした。それで充分です。(産科・婦人科看護師)』
『周りからは怠けてると思われるかもしれませんが、周りに惑わされないようにしてください。家族に理解していただき、協力してもらえるとよいのですが。(産科・婦人科看護師)』
『趣味や好きな事がありますか?お友達とおしゃべりしたり、好きな音楽を聴いたりして気分転換してください。(産科・婦人科看護師)』
『何もしたくない時は何もせず、生まれてくる赤ちゃんのことを考えましょう。赤ちゃんはお母さん達に会うためにお腹の中で一生懸命成長しています。お母さんが悲しい気持ちになると赤ちゃんも不安になります。(産科・婦人科看護師)』
『妊娠だけでも体調が悪くなったり動けなくなったりでストレスなのに、うつ状態ではさらにストレスがたまります。ストレスが赤ちゃんにもお母さんにも悪影響であることは知られています。(一般内科看護師)』
お母さんの不安は赤ちゃんにも伝わるようです。家族に協力してもらい、上手に気分転換していきましょう。我慢は禁物。赤ちゃんに影響の出にくい薬もあるようです。また、薬が心配なら、行動療法や心理療法で症状を和らげることもできるようなので試してみてもよいかもしれません。
引用元:
妊娠中のうつ…薬は飲んでも大丈夫?(日刊アメーバニュース)