神戸市は平成27年度から、公共交通機関を利用して市立小中学校に通う児童・生徒を対象に、通学費を半額補助する方針を決めた。子供の遠距離通学による保護者の負担軽減を図ることが目的。27年度当初予算案に3524万円を計上した。

 市教委によると、市内では北区や西区などの農村部をはじめ、東灘区や須磨区などの市街地の一部でバスや電車などの公共交通機関を利用して通学する児童・生徒が多い。1人あたりの年間平均費用負担額は、小学生で2万6千円、中学生で4万4千円といい、一部の保護者から負担軽減を求める声が上がっていた。

 新たに設ける補助制度は、市立小中学校に在籍し、徒歩通学距離か公共交通機関利用距離が小学生で片道2キロ以上、中学生で同3キロ以上となるケースが対象。27年度から公共交通機関の学期定期券代などの半額が補助される。

 引っ越しなどを理由に指定学校を変更している場合などは対象外で、市教委は、市内で小学生約350人、中学生約80人の利用を見込む。同様の通学費補助は県内では西宮市や宝塚市などで実施されているという。

 市教委は「少しでも遠距離通学者の保護者の負担を軽減できれば」としている。


引用元:
神戸市が小中の児童・生徒通学費を半額補助へ(産経新聞)