伊勢市は、新生児の聴覚検査の費用の一部(3000円)を助成することを決めた。県内の市町では初めてで、17日発表した新年度当初予算案に約330万円を盛り込んだ。
 市によると、産科の医療機関で出産した場合、新生児の先天性の聴覚障害(難聴)について検査が受けられる。障害に気付くのが遅れると、言葉の発達などにも影響が生じやすく、障害がある場合は1歳までに治療を行う必要があるという。

 ただ、検査の費用は保険対象外で自己負担3000〜6000円(医療機関によって異なる)かかり、市内の受診率は年間約9割ほどだった。

 新年度からは母子健康手帳を発行する際、受診券を配布。また、新年度に出産して受診券のない場合は、伊勢地区医師会などと相談して対応することにしており、鈴木健一市長は17日の定例記者会見で「少子化対策は最重点課題」と力を込めた。

 新年度当初予算案の一般会計の総額は、対前年度当初比7・4%増の約507億4149万円。宮川、沼木中学校の統合に伴う学校建設や、消防本部の新庁舎建設の本格化などで投資的経費が同32・9%、約20億6000万円増となり、初めて総額が500億円を超えた。


引用元:
伊勢市 新生児聴覚検査一部助成へ(読売新聞)