日本ダウン症協会はダウン症の子供を授かった親向けの冊子「ダウン症miniブック この子とともに強く明るく」(改訂版)を発行した。当事者の日常を紹介し、子育てのアドバイスも掲載している。協会は「ダウン症の子を授かった親に最初に手に取ってほしい」としている。

 2006年に発行した冊子の情報を更新し、写真やイラストも増やしてより見やすくした。A5判で32ページ。乳幼児期の健康管理の注意点や、利用できる福祉サービスのポイントなどを解説、子供の成長を記録することもできる。

 成人した当事者7人が自分の言葉で仕事や趣味を披露。ダウン症の息子を育てる女性は普段の生活を漫画にし「あの不安はなんだったんだろうと思える日が来る」などと書いた。

 送料込みで1冊300円。問い合わせは同協会((電)03・6907・1824)

引用元:
ダウン症の子が生まれたら 協会が親向けに冊子 (日本経済新聞)