【南宏美】 県は新年度、県立広島病院(広島市南区)で新生児集中治療室(NICU)を今より3床増やして12床とする予定だ。小さく生まれる赤ちゃんが増加傾向にあるため、県は「県民が安心して産み育てられる医療環境を整備する」としている。
 県立広島病院は県内の周産期医療の中核となる「総合周産期母子医療センター」に指定されており、NICUには9床ある。出生時の体重が1500グラム未満の「極低出生体重児」の赤ちゃんは県立広島病院で2010年度に42人いた。13年度は64人に増え、うち1千グラム未満で生まれた「超低出生体重児」が31人いた=表。県全体でも全出生数に占める極低出生体重児の割合は増えているという。
 県の県立病院課によると、増床に伴い必要になる人工呼吸器と保育器3台ずつは今年度予算で購入。新年度予算案には看護師9人の増員にかかる約5600万円などを計上した。
 県内では広島市立広島市民病院(広島市中区)も総合周産期母子医療センターに指定されており、NICUは9床ある。
 ■1500グラム未満で生まれた赤ちゃん

 500グラム未満        4人

 500〜750グラム未満   11人

 750〜1000グラム未満  16人

 1000〜1500グラム未満 33人

 (※2013年度、県立広島病院)
(朝日新聞 2015年2月14日掲載)




引用元:
県立広島病院、NICUを増床へ 低体重の赤ちゃん増で(朝日新聞アピタル)