父親が赤ちゃんと触れ合い、育児に関わるきっかけにしてもらおうと、赤ちゃんを抱きながら踊る「パパのベビーダンス」講座が11日、長野県上田市の塩田公民館で初めて開かれた。同市の総合型地域スポーツクラブ「うえだミックスポーツクラブ」が企画。赤ちゃんを抱っこしながら踊るのはかなりの運動量で、パパたちは赤ちゃんとの時間を楽しみつつ、ハードな練習をこなした。

 1歳半までの赤ちゃんと父親11組が参加した。ダンスは日本ベビーダンス協会(東京)が普及させている。協会の指導員でもある同クラブの山本美枝さん(40)=上田市=が講師を務めた。山本さんは父親たちに「スキンシップを通して子どもとさらに仲良くなり、親子2人で出掛けてほしい」と語り掛けた。

 まずは頭をなでたり、足をくすぐったりという親子の触れ合いで緊張をほぐした。続いて赤ちゃんを抱き、リズムに合わせて膝の屈伸をしたり、ステップを踏んだりした。体重約8キロの赤ちゃんもいて、ステップを踏む父親は一苦労。休憩時間に額の汗を拭い、「脚がきついです」と苦笑いする人もいた。

 この日は母親向けのヨガ講座も同時開催。父親向けの講座を一緒に開くことで、母親たちが自分の時間を楽しめるようにもした。

 父親たちは最後に、ヨガを終えた母親たちの前で「キラキラ星」の歌に合わせてダンスを披露。妻の前でひざまずき、笑顔で花を差し出す演出もあった。

 生後11カ月の優空(ゆうあ)ちゃんと参加した会社員石田聡さん(28)=上田市国分=は「ハードだったが、自分の抱っこで久々に眠ってくれた。これからは自分も寝かしつけをしてみようと思う」と話した。

引用元:
パパと赤ちゃん踊って触れ合い 上田で初の講座(信濃毎日新聞)