【田中陽子】 こだわりが強かったり、コミュニケーションに課題を抱えていたり。発達障害=キーワード=のある子やその親を支える時、祖父母には何ができるでしょうか。専門家は「祖父母には二重の心痛がある」とも指摘しています。
■見えづらいから親も悩む・見守り励まして
障害のある孫のために何をしたらいい?(拡大表示リンク有り)

 孫(13)に発達障害がある。千葉県の女性(68)が息子夫婦から打ち明けられたのは、孫が小学校に入学する前だった。計算に困難を抱える学習障害。息子たちは「親の愛情不足が原因だと言われた」と肩を落とした。今なら誤りだと指摘できるが、自身も息子たちも当時はまだ、発達障害についてよく知らなかった。
 息子夫婦は女性に明かす3年ほど前から、障害があると知っていたようだ。「私に言うまで2人で悩んだのでしょう」。息子たちの気持ちを考えると、孫が友達と仲良くしているか、授業についていけるのか、気にかかっても口に出せなかった。障害について知りたくて、女性は講演に足を運び、本を読んだ。「情報がもっと身近にあれば、不安も世間の偏見も減るのに」
 孫は今、本人に合った指導をしてくれる教師らと出会い、元気に中学生活を送っている。




引用元:
発達障害ある子、支えたい(朝日新聞アピタル)