練馬区は新年度から、長時間の「預かり保育」を行う私立幼稚園を区独自の「練馬こども園」に認定する。独自の補助制度も新設する。幼稚園に保育園のような長時間の預かりを求める区民の声に応じた取り組みで、区によると、自治体が独自で幼保一元化施設を認定するのは全国初。二十八日に発表した区の新年度予算案で関連経費として約一億円を盛り込んだ。
区内には私立幼稚園と認定こども園が計四十園あるが、長時間(一日十一時間)の預かり保育を行うのは九園にとどまる。
区は推進のため、長時間の預かり保育に加え、保育の質の確保と、主に二歳までを対象とする認証保育所などと連携した受け入れを行う場合、「練馬こども園」と認定する。さらに長時間の預かり保育を行う私立幼稚園に人件費などを補助する。
区が昨年、区内の就学前児童の保護者に「希望する教育・保育」を尋ねた調査(約千七百人が回答)によると、〇〜二歳では「延長保育のある認可保育所」の希望者が多かったが、三歳では「預かり保育のある幼稚園」が同ポイントで並び、四、五歳では上回った。前川燿男区長は「『練馬こども園』の創設で子どもの教育・保育の選択肢が広がる」と話す。
(杉戸祐子)
引用元:
「練馬こども園」を新設 預かり保育の私立幼稚園(東京新聞)