お産のできる医療機関のない相生市で、「産科オープンシステム」と呼ばれる仕組みが今月からスタートした。身近なかかりつけの診療所で妊婦健診を実施し、出産時は設備やスタッフの整った市外の病院で、かかりつけの医師が赤ちゃんを取り上げる。
システムを始めた診療所は山手2丁目の半田クリニックで、赤穂中央病院など赤穂市や姫路市の病院が連携する。
相生市の市民が産む赤ちゃんは年200人余り。市などによると、これまで妊婦は、妊娠判明から月2回程度の妊婦健診も出産も、市外の病院に出向くなどしていたという。
オープンシステムでは、普段の通院が楽なうえ、出産もかかりつけの医師が担当するため安心できるといい、緊急時には病院各科の医師が応援するため出産時の危機も回避できる。病院側には、妊婦健診の集中が緩和される利点がある。
半田クリニックで産婦人科を担当する半田充医師(56)は、上郡町で自ら開業している半田産婦人科医院でオープンシステムを2008年から実施しており、相生市では年間20件程度の利用を見込む。半田医師は「きめ細かい診察と緊急時の対応が両立できる」と話している。
引用元:
赤ちゃん、かかりつけ医師が担当 赤穂・姫路の病院と連携、相生でスタート /兵庫県(朝日新聞)