■産褥期の過ごし方で未来が変わる?

 お産直後から、子宮が戻るまでの約6週間程度を「産褥期(さんじょくき)」と呼びます。最近では、「産褥ダイエット」などと称して産後にダイエットする方も多いようですが、お産後は母体の回復を考え、しっかりバランスよく食べることが大切です。ごはん、汁物、油の少ない魚類、野菜などをしっかり摂るようにしましょう。

 とはいえ、産後に手の込んだ料理をすることも難しいですよね……。この時期に冷たい水に触るのは、更年期頃に冷え性などに悩まされたりする原因になるとも言われています。「これだけは食べておきたい」という食材をしっかりおさえていると、新米パパや、産後手伝ってくれるおばあちゃまにも頼みやすいかもしれませんね。今回は産後に良い食材「わかめ」の栄養をご紹介します。

■わかめをオススメする4つのポイント

 産後にわかめを食べると良いという考えは、韓国で言い伝えられています。ミネラルが豊富なので産褥期は毎日わかめを摂るよう。そのくらい栄養がいっぱい! その栄養をご紹介します。

□1.骨づくりに役立つ

 カルシウムを多く含み、カルシウムの吸収を助けるリンも含むので、母乳分泌などで失われがちなカルシウムを補うことができます。

□2.精神の安定に作用

 わかめに含まれる「ヨウ素(別名ヨード)」。欠乏すると精神異常、皮膚の乾燥やひび割れ、毛髪が傷んで薄くなるなどの症状が出るので、情緒が不安定になりがちだったり、毛髪が傷みがちになる出産後に積極的にとりたい栄養素です。産後は、急激なホルモンバランスの崩れや体の疲れから気分が沈みがちになります。産後うつの予防にも効果が期待できます。

□3.便秘予防

 食物繊維も豊富なので便秘解消に役立ちます。産後は腹圧をかけにくく便秘になりがちですが、わかめに含まれる食物繊維が排便を促します。

□4.妊娠中毒症の後遺症予防

 血圧降下作用のあるカリウムと食物繊維の「アルギン酸」の働きもあり、余分なナトリウムを排出してくれ、妊娠中毒症の1つである高血圧を防ぎます。中毒症の後遺症として高血圧が心配される場合にも有効です。

 このような効果がたくさんある「わかめ」、産後はたくさん摂りたいですね。わかめのお味噌汁、酢の物などはいかがでしょう?



引用元:
産褥期間に「わかめ」を薦める4つのワケ(ヘルス(All About))