肝がんや肝硬変に進行する恐れのあるB型肝炎のワクチンについて、厚生労働省の分科会は15日、すべての0歳児に3回接種する方針を決めた。財源や供給量を検討した上で、早ければ2016年度に予防接種法に基づく定期接種にし、公費で受けられることを目指す。

 B型肝炎ウイルスは血液や体液で感染する。従来はウイルスに感染している母親から子どもへの感染が多かったため、妊婦を検査して感染が確認されれば、赤ちゃんにワクチンを注射する予防策が1986年からとられてきた。

 これにより母子感染は大幅に減少したが、頻度は低いものの家庭内や保育所などで子どもが感染する可能性もあるとして、予防接種が有効と判断した。

 B型肝炎ワクチンをめぐっては、世界保健機関(WHO)がすべての乳児への接種を推奨している。厚労省の部会が12年に「広く接種を促進していくことが望ましい」という提言をまとめ、接種対象年齢などの検討を進めていた。(伊藤綾)

引用元:
B型肝炎ワクチン、0歳児に3回接種へ 厚労省分科会(エンタメ総合(朝日新聞デジタル))