妊娠中に高血圧の女性は、正常血圧の女性に比べて2倍近く閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)を起こしやすい。高血圧に加えていびきをかく女性の場合、深刻な閉塞性睡眠時無呼吸症候群を起こしている確率が高い。

 アメリカのミシガン大学の研究グループが、産婦人科学の国際誌BJOGの2014年12月号で報告した。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の検査を

 睡眠時無呼吸症候群は、「運転中に強い眠気が発生し、事故を起こしてしまった」という報道などで知られるようになった病気。その中でも閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、肥満が大きな原因とされている。

 この研究によれば、妊娠中に高血圧になっている人の41%に閉塞性睡眠時無呼吸症候群が見られたが、正常血圧の女性では19%だった。高血圧でいびきをかかない人には軽い閉塞性睡眠時無呼吸症候群が見られたが、高血圧でいびきをかく女性の25%以上に中程度から深刻な閉塞性睡眠時無呼吸症候群が見られた。

 妊娠中に高血圧になった人は閉塞性睡眠時無呼吸症候群のリスクが高い。睡眠時無呼吸症候群が高血圧の原因あるいは高血圧を悪化させている要因となっているとも考えられるので、高血圧の妊婦は閉塞性睡眠時無呼吸症候群の検査を受けてみた方が良いだろう。




引用元:
妊娠中に高血圧だとOSASを起こしやすい いびきをかく人はさらにリスクが高い(Medエッジ)