県は11日、県立医大(福島市光が丘)の新生児集中治療室(NICU)を9床から15床に増やすことを明らかにした。県が進める医療態勢強化の一環。県議会12月定例会の一般質問で鈴木淳一・保健福祉部長が答弁した。

 県は、原発事故による健康影響の調査や先端医療などの拠点となる県立医大「ふくしま国際医療科学センター」(2016年度に稼働予定)の整備を進めている。それにともない、低出生体重児ら治療の必要な赤ちゃんが入院する「新生児集中治療室」を9床から15床へ。出産にリスクがある母親が入院する「母体・胎児集中治療室」は6床から9床。NICUを出た後の赤ちゃんのための「回復期治療室」は8床から12床に増床する予定だ。スタッフの増員については県立医大と協力して、検討していくという。


引用元:
新生児集中治療室を15床に増 県立医大(朝日新聞)